生徒さんの文章を読んでいて、指摘することが多いもの第一位!
それは、
主語と述語の関係
です。
小学生から大人まで、文章が読みにくいーと悩んでいる方は、だいたいココに原因があります。
実は義務教育でしっかり習うんですが、
(中学校では主語述語だけでなく、副詞や形容詞・助詞・助動詞などの日本語文法は全部教えてもらえます)
受験知識だけで終わってしまっていて、あまり身になっていないのかなぁ…
という印象があります。
主語というのは、
「~は」「~が」にあたる部分のことです。
いわば、その文章の主人公的存在です。
例えば
わたしはケーキを食べた。
この文章を分かりやすいように文節で分けてみましょう。
わたしは / ケーキを / 食べた。
この文章の主人公は「わたしは」なので、
上の文章の主語は「わたしは」です。
簡単やん!と思われるかもしれませんが…
日本語の文章を書くときに、主語を掴むのはとっても大切です。
もし、自分の書いた文章が読みにくい!と感じたときは、
「この文章の主語は?」
と自問自答してみてください。
答えられない方は、主語述語の迷宮にハマっているかも…
実は、日本語の文章は主語を省略することが多いので、文中にない場合も多いのです。
そして、主語は必ず「述語」という恋人とワンセットで登場するのですが…
そのお話は、また。